ある夜の出来事 ネタ職人 上

今晩は、店主の石原で御座います。少し春の訪れを感じ始めたその夜、今風のこざっぱりした若者が御来店頂きました。余市10年のソーダ割りを召し上がりながら、「実は、引っ越しを考えていまして代々木上原も候補のひとつなので、少しぶらぶらしてたら、こちらバーを見つけて休憩がてら寄ってみました。」それは、それは、「ありがとうございます。」こ・こ・ま・では、よくある話。少しアルコールが回り、身の上話をして頂きました。出身は、北海道。住まいは、小田急祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩二十分!仕事は、深夜のコンビニ、飯は、毎食コンビニ弁当。趣味は、深夜のラジオ番組にネタを送り、読まれる喜びがあったそうです。お笑いの学校にも通っていたそうで、そんな生活を心配して彼の御両親は、そろそろ、北海道に戻って、ちゃんと就職して欲しいと思っていたそうです。彼自身もネタは、北海道からも送れるし、お笑いの夢は、諦めて帰るかなぁ。と思ていたところで、ある夜、彼の携帯電話に見知らぬ番号の着信があります。出てみると、それは、ネタを送り続けている、ラジオ番組のディレクターからだったのです。何?何?ここからの展開が凄いのですが、残念ですが、閉店のお時間となりましたので、今夜は、この辺で失礼させて頂き、またの機会にしたいと思います。f:id:bardragonfruit2002:20180316211400j:image