「マスターいつからやるの?」
換気全開の入口からステラが声を掛けてくれた。
「おぅ!俺が聞きたいよ〜…よかったらコーヒー飲んでってよ。」
強制的に店内に引き込む。
ステラはコーヒーに砂糖とミルクをたっぷり入れて近況を語ってくれた。
大手企業に勤めるステラは週五出社、上官でもある鬼軍曹からテレワーク徹底する様に指令が出た…その作戦は
自社の会議室AとBにパソコンを持込み小兵隊はここでテレワークを遂行するという、、
「これって…テレワークっていう?」
「・・・・・・・・・・。」
(中略)
そんなステラのプライベートは極めて順調な御様子、こんなご時世でもデートを重ねイチミリの不満もないと微笑む。
この一年、老若男女の新規デートは非常に厳しい状況とたった、そんな環境下でも積極的にデートをしてきたリサが呟いていた事を思い出した。
〝飲食店の時短営業にかこつけ、二度目のデートは自宅でデリバリーしてお酒を楽しもうと誘われる…これが時期尚早ととるか、とらないか、この判断が悩ましいところなの…〟