御来店頂ける女性は
私に逢いに来てくれてると思っていた。
そんな私を
斬鉄剣で
バッサリ斬られた夜だった。
その夜、
ノーゲスの店内
女性、一名に御来店頂き
遠慮がちに
カウンター席、
入口側の一番端っこに着席する。
「あれ…もしかして…
アレハンドロの彼女さん…ですよね。」
「はい、そうです。」
待ち合わせと思い
話を進めると…
「別れたんです‼️」
「マジっすか…。」
彼女の名前は
アレハンドロとの
デートで何度と御来店頂き
私とは
雑談程度しかなかった。
(中略)
復縁を願うクラリスは
ここに来れば
アレハンドロに逢えると思い
何度となく通ってくれた。
時には
コンビニで買ってきた
レターセットを取り出して
〝アレハンドロへの反省の念〟
〝冷めやらぬ熱い思いを〟
書き始めるも…
アレハンドロへ
(白紙)
先が続かないまま
クラリスは
頭を抱えていた。
三年後______
クラリスは
アレハンドロと
逢うこともなく
手紙を送ることもなかった。
〝人生は
枕を濡らす
夜ばかりではない〟
クラリスは
素敵な彼氏もでき
結婚も決まった。
それでは
今夜もこの辺で
〆は…
川崎市から
佰老亭のほうれん草炒飯と
五目あんかけ焼きそば単品さんのリクエストです。
素敵なシルバーウィークとなりますように
おやすみなさい。