ラスベガスの夜に乾杯!

週末の夜、

ニッキー(ジョーペシ)にご来店頂く

仕事の愚痴は少ないものの

競馬やパチンコで勝った負けたと話を聞くことはしばしば

十月は、

フランスで開催された凱旋門賞(競馬)をおしぼりを丸めてスマホで観戦中、

ニッキーはギリギリまで馬番を悩んでいた。

「…石原さんも一口乗りませんか。」

「やるやるやる‼️」

競馬知識ゼロなのでタケちゃんこと武豊騎手に一口乗ったのだった。 

結果、

ニッキーは最終コーナーで二十万越えの配当目前に惜しくもハズレはハズレ。

私も夢の数分で一千円が散った。

そんな勝負師のニッキー、

会社の先輩と

バカラバーに行って来たという。

バカラ専門のバー?」

「はい、タリスカーハイボールが3800円ですよ!」

「高いなぁ…その代わりにバカラが無料だろ。」

「そうです。」

バカラでお金は取れないしなぁ…闇バーじゃないんだろ。」

「はい。」

「お客さんはどんな感じ?」

「これがぁ…雰囲気はいいんですよ!

若い女性と

ハゲ散らかったオッサンのカップルとか、

背伸びしたい若いカップルとか…

我々みたいな男二人は居ませんでした。」

「なるほどねぇ…で、全員バカラしてんの?」

「そーすね、テーブル席とカウンターがあるので…。」

「ルールとか説明はあるの。」

「特にないです。」

(中略)

どーも、こーも

話が噛み合っていないと思ったニッキーは

バックバーを指差して、、、

「グラスのバカラバーの話ですよ。」

それでは

今夜もこの辺で

素敵な週末を

good night…