超大物スターご来店の巻

その夜、

今季二度目のオープンエアー営業、

初夏の風がすぅーーっと抜ける。

カウンターは満席で

私は

カクテルを作りながら

惚れた腫れたの与太話でゲラゲラ笑っていると…

入口から

「二人入れますか。」

「いらっ……、、」

(おっと…ジョージクルーニーだぁ。)

普段は眼鏡をかけていないと思われるが

秒で

銀幕スーパースターのジョージと認識出来た。

ジョージは以前にもご来店頂いた事もあるが

ジョージ個人的にご来店は初めてだ。

「どーーーも、はいどうぞ、どうぞ!」

奥のボックス席にご案内させて頂く、

物腰も柔らかく三、四度目ならではのご挨拶をさせて頂く、

ジョージは

カルバドスソーダ割り、

お連れの男性は

ボウモアハイボールのご注文を頂く。

聞こえる会話から

仕事関係ではあるものの

プライベートで海外旅行計画をざっくりと決めているようだ。

(中略)

ジョージは首を伸ばして、

「マスター!ここは電子も禁煙だったけ?」

「はい、すみません。」

「外なら大丈夫?」

「はい、どうぞ!」

ジョージは

外に出て内ポケットからタバコを取り出して一服する。

やはり、

銀幕スターの背中は色気がある。

(本物だわぁ…)

後にお会計となりお見送り…

カウンター席のお客様全員が

ボックス席にいたのはジョージクルーニーだと認識していた。

私は

「おっ!よくわかったねぇ。」

お客様は口をそろえて

「声でわかりましたよ‼️」

それでは

今夜もこの辺で

素敵な週末を

good night…