物流問題2025年を思う夜

ドラフル前は

トラックがよく止まる。

この西原エリアは

道幅が狭くトラックが停車出来るところは限られるのです。

その一つに

ドラフル前、若干の道幅がありギリギリ交通障害にならないので

配送業者さんはドラフル前を拠点に荷物運びする姿を毎日何台と見かける。

「こんちわー!」

「すぐ退かしますんで!」

「ありがとうございました!」

「お邪魔しました!」

都度、私に

声をかけてくれるのも恐縮してしまう。

「どうぞ!ゆっくりやってくださいねぇ…

よかったら…おひとつどうぞ。」

時には、

飴ちゃんやお菓子、

アイスキャンディーを差し入れさせていただく。

昨今の物流問題2024年に始まりお察し通り

大変な事になっている様子を私は毎日、目の当たりにしている。

しかも、

この数年の酷暑で

ドライバーは制服の色が変わるほどの汗だく、

時に、

携帯電話は肩に挟んでクレーム対応しながら

伝票を仕分ける姿は正にプロフェッショナルだ。

そんなある日、

いつものドライバーさんが作業を終えて立ち去る時に

「あの…私ごとで恐縮ですが、

この度、定年を迎えまして

明日の大山エリアが最後で

西原は今日が最後となりましたのでご挨拶をと…。」

「マジっすか!

それはそれは、お疲れ様でした!」

かれこれ、

Sドライバーさんとは二十三年の付き合い

その昔、

私が梱包した規格外(バイクのマフラー)の箱を目の前に

頭をかきながら引き受けてくれた事もあった。

会話らしい会話はほとんどなかったものの

街ですれ違う時には挨拶していた。

Sドライバーさんは、

第二の人生を計画中だと微笑み退店、

トラックのエンジンがかかり

ラストランの配送トラックを見送った。

(ホント、お疲れ様でした…お元気で。)

翌日_______

同社の配送トラックが止まり、

ドライバーは変わっていた。

私は

「Sドライバーさん定年を迎えられたんですねぇ。」

「そうなんですよー…

定年が六十五って、

この先が長いよなぁ…。」

若手のBドライバーは

天を仰ぐのだった。

それでは

今夜もこの辺で

素敵な週末を

おやすみなさい…。