セックスについて真面目に語る夜

その夜

ディビットにご来店いただく

オーダーはボッチボール

浮かない顔して

「…どうしたらいいのかわからないです。」

非常に

センシティブな内容なのですが端的に話します。

ディビットには

出会い系アプリで知り合い、

付き合って二年になる彼女がいるが、

セックスはしていない。

記念日やお泊まりデートや旅行、

何度となくタイミングはあったが

よくわからないうちに

「もう、寝ようか。」

となってしまうという。

ディビットは、

彼女の諸事情から

セックスに対してイメージがよくないので

慎重に慎重を重ね向き合ってきたという。

ここにきて、

ディビットが慎重になり過ぎている様子を見て

「もしかして、男が好きなの?」 

といわれてしまったという。

ディビットはストレート、

彼女に

思いやりを伝えるために

「自分はMなんだ。」

彼女は

「そんな性癖があるなら

お金払ってそういう店に行って!」 

キレられたという。

羽車が回らない事に頭を抱える。

ディビットは

「…Hナシでも

彼女とハグしてるだけで幸せなんです。」

「なるほどねえ…。」

彼女は 

子供を欲しいと思っていても

セックスが怖いとも言っている。

「ディビットよ、よく話してくれたね、

焦る気持ちもあるだろうが…

まぁ、

同じ方向向いてるし、

個人差もあるし、

若いんだからさ…

と、言ったものの答えが出なかった。

それでは今夜も

この辺で

素敵な

素敵な週末を

good night…