天気の子のスーパーカブは限定ピンクカラー

その夜

女性一名に御来店頂く

「…あとでもう一人来ます。」

「はい、お好きな席をどうぞ!」

女性はボックスを選択して

ハイボールをお願いします。」

「かしこまりました。」

後に

御連れ様の女性に御来店頂く

「久しぶりー。」

会話がひと段落するまで

私はオーダーを取る事はしない。

後に

自家製ジンジャーエールのモスコミュールのご注文を頂く

「入口にシール貼ってあったよ。」

あとで御来店頂いた女性が語る。

(中略)

後に

お会計となりお見送り、

外に出ると女性は振り返り窓を指差し、

「ほら、貼ってあるじゃん。」

「ほんとだ!」

「バイク乗るですか。」

「はい、乗ります。」

「私も好きでカブ110乗ってます、天気の子って知ってます?」

「知ってます、ピンクの限定カラーのですよね。」

「そーです!」

「よく手に入れましたねぇ…。」

「はい昭島のバイクショップまで行って買いました。」

「そーなんですねぇ。」 

「ソロキャンプ派ですか?」

「いや…そこまでは、、」

バイク談義は尽きない

店内よりも店外での

立ち話の方が長くなった。

「今度、乗ってきていいですか。」

「ぜひぜひ、見せて見せて。」

バイク談義が終わる事はなかった。

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↑映画が先で2020年にホンダが〝天気の子Ver.〟限定モデルを生産した超人気スーパーカブ50ccと110ccがあり私は一度しかお見かけした事がない。

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↑店頭に貼ってあるシール。

これは数年前のモーターサイクルショーにて

ホンダブースにて配られたもので

初めて会話まで結びついた一枚。

それでは

今夜も

この辺で

素敵な週末を

おやすみなさい。