本文は、実話を基に構成されており男性にとって衝撃な内容が含まれております。心臓の弱いお客様はご遠慮頂きますよう宜しくお願い申し上げます。尚、登場人物名は仮名となっております。
その夜、あの夜と女性から恋愛相談でもないが恋バナを聞かせて頂く事がある、、この数年当店ではある傾向が見えてきた。それは彼氏の条件で圧倒的に…上位に来るのが
〝イケメン〟
彼女達と20〜30才も離れている私は、何をもってのイケメンなのか?いい男とは誰なのか?会話のきっかけとなればと芸能人に例えてもらう事にしている。
そんな夜、ジーナは即答で
「山崎俊之介!」
「知らんなぁ」
ジーナはカウンターに置かれた裏返ってるスマホをとり数秒で画像を見せてくれる。私は老眼鏡を掛け直しスマホに写し出された画像にピントを合わせる。
「……知らんなぁ」
続けて、ジーナは山崎俊之介が出演している邦画や連ドラのタイトルをバンバン上げてくれるも…全くわからない。私の印象ぱ〝シュッシュッ〟とした髪型とシュッとした顔立ち、背丈もシュッとしていて、さりげなく爽やかでどこか中性的な表情ももっている韓流スターといわれてもわからない。
「コレはさぁ…ふつーーーにカッコえーーだろ…なぁ?」
「でしょーーー♡」
山の手育ち、社会人二年目のパリスはこんな事も言っていた。
「わたしね…ブサイクな男と出会った事がないの…」
※写真と本文は関係ありません