硫黄島からの手紙

23時回った頃に

デイビッドにご来店頂く、

以前は代々木上原に住んでいたが

広尾に引っ越してからは

なかなか来れなくなったと語る。

今夜は

新宿で飲み会があったので思い出してくれ寄ってくれた。

知多ハイボールを召し上がりながら

独立、結婚、第一子出産予定話を聞きながら時を流れを感じる。

幸せなのかストレスなのか…少し大きくなっていたが

肌艶も良く元気そうでなによりだ。

私もハイボールをご馳走になり

与太話がひと段落したところで…

「そういえば…この間、硫黄島に行って来ましたよ。」

「えっ…硫黄島って行けんの。」

「普通は行けないです。」

ここでは、

長くなるので割愛しますが、、

自衛隊機による公式ルートです。

「で、どうだった。」

「凄かった。」

と、デイビッドはポケットからスマホを取り出して見せてくれた。

※デイビッドに了解を得てブログに掲載してます。

スマホからスマホ撮影なので見にくいですがご了承下さい。

私は

カウンターの外に出てデイビッドの横に、

その前に

手酌で濃いめのハイボールを用意した。

搭乗した自衛隊機からの風景

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硫黄島の駐在隊員からの説明を受ける。

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日本側の石碑

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アメリカ側の石碑

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特別特攻隊の石碑

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余りにも有名な写真…

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大砲もそのままの状態

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アメリカ側の石碑?

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美しい海岸線だ…。

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デイビッドはスマホを戻しながら、

硫黄島というだけあってとにかく暑かった。」

現在も硫黄島には

日本自衛隊アメリカ軍隊が駐在している。

それでは

今夜もこの辺で

素敵な三連休となりますように

おやすみなさい…。

事実は小説よりも奇なり

その夜、

ドラフル前に黒のレクサスLSが停車する。

ハザードを点滅し後続車も停車した。

ドライバーが降りながら後続車に手を上げ、

後方に回り左の後部座席のドアを開ける。

男性一名が

下車して迷いもなくドラフルへ…

「鈴木で予約してます。」

「いゃ…多分、おとなりさんじゃないすかね。」

「おっと…それは失礼。」

三分後_______

ドラフルの前に黒のエルグランドが停車、

ハザード点滅後にスライドドアがスゥーと開く、、

手提げ袋を持った男性がドラフルへ直行…

「鈴木さんで予約してます。」

「…多分ですけど、おとなりさんかと思いますよ。」

「あーーごめん、ごめん。」

一分後________

ドラフルの前に黒のヴェルファイアが停車、

ハザードが点滅してスライドドアが開く。

スーツのボタンを閉めながら男性が下りた。

(…もしやの。)

キターーーーッ‼️

「こんばんはぁ…鈴木さんで予約してます。」

「いや…多分、おとなりさんだと思いますよ。」

「おっと、失礼しました。」

二時間後_______

「…全員、店を間違えたと聞いて寄らせていただきました。」

鈴木さん先頭に三名様がご来店いただいた。

「マジっすか!

それは、それはありがとうございます。」

私は談笑しながら

カウンターを拭き直し

席にご案内させていただいた。 

オーダーは山崎エディションのロック、

白州ハイボール、竹鶴ハイボール

粗挽きチョリソーに北海道チーズもオーダーをいただいた。

(中略)

後にお会計となり、

どこで待機してたのか、、

続々と三台のハイヤーがドラフル前に停車する。

通行人が〝何ごとかしら〟と振り返るほどだ。

鈴木さんが一番乗りとなり二名様を前に私も後方からお見送り、

パワーウィンドウが下がり

鈴木さんは二人に、

「じゃ…次回は高円寺の焼き鳥屋で。」

スマートな男っていうのはよ、

どこまでいってもスマートだ。

それでは

今夜もこの辺で

素敵な週末を

おやすみなさい…。

昭和100年は新たなスタートラインへ

その夜も熱帯夜予報、

ランタンに火を灯してオープン、

オープンエアーにしてみると、、

まとわりつくような湿った空気が

どっと店内に入り込んだ。

カウンターに戻り振り返ると

若い女性が

微笑み立っていた。

「素敵なお店ですね。ここは、バーですか。」

「あ、はい、そうですが…」

私はそっけない対応した。

と、いうのも

女性は社員証をぶら下げており、

何らかの飛び込み営業と思ったからだ。

女性は店内を見渡し、

「食事もあるんですね…」

「ええ、多少ですけど…」

沈黙の末に

中々、

本題に入らないので、、

「まぁ…どうぞお座り下さい。」

「ありがとうございます。」

結論、

普通にお客様だった。

私は

「そうなんだー…社員証ぶら下げてっから

リ◯ルートか電気屋か水サーバーの営業かと思ったわ。」

女性は爆笑してくれ、

一変してドラフルの空気が初夏を思わせる爽やかな空気になった。

オーダーは

生ビールとちくわの磯辺焼きのご注文を頂く、

彼女の名前はオリビア

ドラフルと同い年の二〇〇二年生まれ、、

四月から新社会人となり、

代々木上原で働き始めて一ヶ月経ち、

明日は休みなので

帰りしなに散歩をしてたらドラフルを見つけて入ってくれた。

仕事は定時で終われるけど

研修中なので仕事の事はよくわからないという。

ただ、

一人一台、用意されてるディスクトップ型パソコンの

画面がバカデカ過ぎて毎日クラクラしてるという。

私が

爆笑の一本をとられる。

映画、音楽、お酒、

年齢が離れていても

共通の話題はいくらでもある。

リビア

都度、メニューを見て、

「次回は飲んだ事ないポートワインを飲んでみたいです!」

高校の修学旅行がポルトガルだった事を思い出し振り返る。

(中略)

「ここって…トイレありますか。」

「あるよ!」

リビアから見れば

ドラフルは昭和レトロに入るらしくトイレが無いかもと思っていた。

「…もしかして、、我慢してた。」←変態。

「…してないです。」

それでは、

今夜もこの辺で

素敵な週末を

good night…

早めの夏休みのご報告(後)

7月1日(火)快晴

9:00

割烹旅館松屋♨️出発

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13:30

道の駅 裏磐梯でコーヒータイム

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思わず立ち止まる入口

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通り雨で足止め…

会津山塩ラーメンもいただく。

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17:30

熱塩温泉(福島県)

山形屋♨️に到着。

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19:00

温泉あがりの生ビール(大)を一気飲みした。

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21:00

食後にホテル探検、

名人戦が行われたとある。

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22:00

就寝

7日2日(水)快晴

7:30

野菜中心の朝ごはん

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11:00

磐梯朝日国立公園に到着、

二度目の年賀状撮影会となるが雲行きが怪しいので中止、

磐梯吾妻スカイラインに戻る。

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濡れたアスファルトが輝くR459

この旅で

カッパを着る事は一度もなかった。

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14:00

道の駅 ばんだいで最後のコーヒータイム

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15:00

東北道で帰路へ

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19:00

自宅に到着。

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ルートアプリは使わない。

観光もしない。

ただ

走るたけの旅がここにある。 

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※全走行距離1435キロ、

ご興味がありましたら当店にあります。

それでは

今夜もこの辺で

素敵な三連休となりますように

good night…。

早めの夏休みのご報告(前)

6月の下旬に休みをいただき

群馬→新潟→福島へ

ロングツーリングに出かけて来ました。

6月29日(日)快晴

6:30

自宅を出発

10:30

長野県にあるビーナスライン和田峠に到着。

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12:30

道の駅 マルメロの駅ながとで信州駒ヶ根ソースカツ丼をいただく。

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14:30

群馬県に入り道の駅草津でコーヒータイム

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16:30

猿ヶ京温泉(群馬県)

料理旅館 樋口♨️に到着。

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18:00

赤谷湖を眺めながら

夕食は女将おすすめのクラフトビールをいただきます。

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20:30

撃沈にて就寝。

6月30日(月)快晴

11:00

道の駅 野沢温泉でコーヒータイム。

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15:30

新潟入り、

道の駅 天領の里でアイスコーヒー&ジェラートタイム。

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16:00

新潟県長岡市402号線沿いにて来年度の年賀状撮影会

左奥に佐渡島がうっすら見える。

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17:00

岩室温泉街(新潟県)

割烹旅館松屋♨️に到着、

出迎えてくれた女将が

バイク転倒防止用にと板を用意してくれる(中央)

※床が砂利だとバイクの重みで転倒する恐れがあるのでこんな心遣いが嬉しい。

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18:30

夕食

流石、米どころ新潟

日本酒マイスター女将と日本酒談義、

サイコロを振って出た目でウェルカム日本酒のサービス!

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日本酒のメニュー…

私の知るお酒はひとつもなかった。

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割烹料理の前菜、

このあとにお刺身、揚げ物、椀物、鮎の塩焼き、溶岩焼きなどなど、

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21:00

女将の薦めで

冬妻(ひよつま)ほたる祭りへ向かう。

澄んだ夜空には何十年ぶりに見ただろう…

完璧な北斗七星、、

その横を流れ星のように蛍が舞う幻想的な世界を体験出来た。

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街全体でほたる祭りの案内がされている。

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22:00

就寝

それでは

今夜もこの辺で

素敵な週末を

good night…

ウェイティングバーから始まる夜に②

その夜もオープンエアーで開店、

オープンして三分、

男性が一名、入口に立ち

「あのー…三十分ぐらいですけど一杯いいですか?」

「はい、いらっしゃいませ。」

私は

身支度中のベストのボタンを上まで留める。

オーダーは

ラフロイグハイボール

一口、お召し上がり頂いた頃に

「これから、お食事ですか?」

「いえ、

これから直ぐそこにあるムジカーザ(コンサートホール徒歩三分)でライブがあるんですけど

開演が十八時と思ったら

十九時で中に入れないのでぶらぶらしてたら

良さげなバーを見つけてお邪魔しました。」

「それは、ありがとうございます。」

男性は

埼玉県在住で飲みに行くのは池袋エリアが多いという。

飲み歴史も長く、

若い頃は銀座、六本木、横浜とバー巡りをして入口の雰囲気で良いバーを判断出来るという。

ハズレたら一杯で退店するとも付け加える。

「じゃ…もう一杯頂こう、、、

そこのフェルネットブランカソーダで。」

「レモンかライムは搾りますか。」

「いや…なしでいいです。」

すると、

私のスマホに着信メール

〝ビリーです、只今大手町を出ました。

ハノイの五目炒飯大盛りお願いします〟

私は

お客様のオーダーがないのに

突然フライパンを振り始めるのも変だと思い、

「すみません…

メールでフードのオーダーが入ったので調理に入りますね。」

「どうぞ!どうぞ!」

(さーーて、今夜も楽しくなりそうだ!)

それでは

今夜もこの辺で

素敵な週末を

good night…

ウェイティングバーから始まる夜に①

その夜、

18:00、オープンジャスト!

男性二名が

「ここは、バーですか…一杯だけいいですか。」

「はい、どうぞ…。」

私は

カウンターにある布巾やらiPadを急いで片付ける。

オーダーは

ジントニックテキーラサンライズ

作業しながら男性から話しかけてくれた。

今夜は、

十八時半の予約で

鮨武(徒歩三十秒)で食事の予約をしており

その前に

バーで一杯となったと語ってくれた。

二人は大分県出身、

相方が

二泊三日で東京に遊びに来たのでグルメツアーの第一弾だという。

寿司、焼肉にラーメン…

東京は行きたい店が沢山あるという。

私の知る代々木上原界隈のお店を

身振り手振りで説明する。

「あと、ガールズバーはありますか。」

「あるは、あるけど…代々木上原よりも

幡ヶ谷の方が店舗数もあるので楽しめるかも…だなぁ、

行った事ないけどね。」

(中略)

ジントニックの男性が

「ところで…お兄さん、

何か…

雰囲気あってカッコいいすけど…

何かやってますか。」

原文ママ

「いやぁ…何もやってないです。」

「俺たち三十代ですけど…

見習いたいです、なぁ、そう思うよな。」

相方に無茶振りするも

「…うんうん。」

一応うなずいてくれながら

腕時計に目を落とすのだった。

それでは

今夜もこの辺で

素敵な週末を

おやすみなさい…。

【夏季休暇のお知らせ】

6月29日(日)〜7月2日(水)