ある夜の出来事 ギャンブル大将

今晩は、店主の石原で御座います。パチンコで大負けした時だけ、御来店頂けるお客様がいらっしゃいます。そうです!勝った時ではなく、負けた時・だ・け・です。推測するに、五桁、両手、後半の金額。。その名もマイケル・ホイ(仮)、着席するなり、残金をカウンターに広げて「もーねー、自分が、情けない」とか「もーう、二度とやんない」とか「もーう、家賃が、払えない」と、ぶーぶーぶーぶー言いながら「マスター、ちょと、何時もの反省の一杯をお願いします!」と、椅子の上で、正座です。と、いつものパターン。ホイは、三つのバイトを掛け持ちしていて、泥の様に働いて、三ヵ月ぶりの休日、開店から蛍の光まで、パチンコにぶっ込みます。私は、その度「いーじゃない、おまぇ、朝から好きなパチンコやって、サウナで汗を流して、バーで一杯やる、最高の休日じゃないのよ。」と慰めます。後に、笑顔となり、両手を上に伸びをして「うーーーん、また、明日から頑張るかぁー!お会計!お願いします!」と、退店です。そう、人生は、以外と、シンプルなものかもしれません。それでは、今夜も、貴方様の御来店を、こ・こ・ろ・よりお待ち申し上げております。f:id:bardragonfruit2002:20180308021043j:image