その夜も閉店…看板を店内へと片付ける。
目の前をワンコと散歩中の女性が通過する。
ワンコは私と目が合ったと思ったら尻尾をふりふり飼い主の女性を振り切って来てくれた。
私も腰を下ろしてワンコと目線を合わせる。
「かわいいねぇ〜」
頭から背中へなでなでする。
「ワンコは何ちゃんですか?」
教えて頂いたが飛んでしまった、
飼い主の女性は私と愛犬の絡みを戸惑いながらリードを引っ張る。
「、、、大丈夫ですよ、私も動物好きですから」
ワンコは私の両肩に両手を乗せて顔をぺろぺろ舐め始めた。
私は押されるまま、お尻を着き左手で体重を支え右手でなでなでする。
ワンコの攻めは容赦なく続き顔はべちゃべちゃ
私は床に仰向けになり立ちひざ状態
女性は苦笑いをしながら
強くリードを引っ張るも
俺とワンコを引き離す事は出来なっかった。
あの日以来…
ワンコは見ていない。